転職についてのあらゆる疑問やお悩みを解決します。
転職活動の情報収集の際にぜひご利用ください。
フリーワード検索
転職Q&Aカテゴリ
-
転職活動についての悩み
-
転職活動の基礎知識
-
企業選定、書類作成、応募
-
面接・選考
-
内定、退職手続き
退職理由は正直に答えるべき?
退職理由をあまり話たくないのですが、聞かれたら素直に答えた方が良いのでしょうか?
(U.Rさん)
退職理由で伝えるべきことは、前職をやめる理由とともに、次の仕事に何を期待したのか、という意思や考え方が重要です。
面接官は退職理由から、物事に対する判断軸や性格、興味関心、ストレス耐性など、採用上のヒントを得ています。
退職理由にはほぼネガティブな要素が背景に含まれるため、退職理由の伝え方に悩む方は実は多くいます。
ポイントは「ネガティブな転職理由をポジティブな転職理由に言い変える」です。
例えば、
「非常に業務量が多く、残業続きの毎日の中、頑張って仕事をしてきました。しかしどれだけ頑張り続けても、会社も上司も理解をしてくれないと感じ、転職を決意しました。」
という転職理由の人がいたとします。
この人の転職理由が、
「転職を考え始めたのは半年ほど前からです。1年ほど前から非常に業務が多く朝7時から夜0時過ぎまで仕事を続けてきました。●●により業務効率化を図ることで労働環境を改善しようとしたほか、上司や会社にも人員の増強が必要な理由を伝えた上で増員をお願いしましたが回答もなく半年間先延ばしされ続けてきたため、この度転職を決意いたしました。」
どうでしょうか?
根本の理由は「残業続きの労働環境に耐えきれなかったから」というネガティブなものですが後者の答えであれば、逆に苦しい状況下でもそれなりの期間努力ができて、逆境に立ち向かっていく姿勢もある人材という評価につながる可能性もあります。
伝え方一つでこれだけ印象も変わってきますのでぜひ自分自身の退職理由を振り返って、良い印象形成ができる退職理由になっているかどうか確認してみてください。
(技術 管理)